「原因」と「結果」の法則 ③ 困難を超えて(原題:ABOVE LIFE’S TURMOIL)ジェームズ・アレン著

 

イギリスの著作家、ジェームズ・アレンによる19冊の作品のうちのひとつ、『「原因」と「結果」の法則 ③ 困難を超えて(原題:ABOVE LIFE’S TURMOIL)』。

こちらの本を読む前に、自己啓発のバイブルとされ、世界中の多くの人に影響を与えた『「原因」と「結果」の法則(原題:AS A MAN THINKETH)』から、まずはジェームズ・アレンの思想を理解しておくことが望ましいです。なぜなら『「原因」と「結果」の法則(原題:AS A MAN THINKETH)』は、ジェームズ・アレンの中心思想をシンプルにまとめた内容だからです。

AS A MAN THINKETHを読んでから、『「原因」と「結果」の法則 ③ 困難を超えて(原題:ABOVE LIFE’S TURMOIL)』の内容に触れることで、ジェームズ・アレンが伝えている「人間は思いの主人であり、人格の制作者であり、環境と運命の設計者である」という言葉に関して、さらに理解が深まるでしょう。

 

外側の状況をじかに変えることは、誰にもできません。自分の好みを他人に押しつけることも、世界を自分の好みに合わせてつくり替えることも、私たちには行えません。でも、内側の状況、すなわち自分の願いや感情、思いなどは、いつでも自由に変えることができます。

私たちは、自分の好みを人々のそれと調和させることができます。自分の内側の世界を、外側の世界と調和したものに賢く変えることができます。そしてその結果、間接的に、しかし確実に、外側の世界を変えることができます。

私たちは、この世界の混乱を直接取り除くことはできません。でも、自分の内側の混乱は直接鎮めることができます。私たちの人生には困難がつきものです。しかし私たちは、そんな人生に関するあらゆる不安を超越できます。騒音に取り囲まれてはいますが、それでもなお、静かな心を手にできます。さまざまな責任を負わされてはいますが、それでもなお、内側で穏やかな休息を手にできます。不和のまっただ中でも、永遠の平和に浸ることができます。

「ABOVE LIFE’S TURMOIL(邦題:「原因」と「結果」の法則③困難を超えて 坂本貢一[訳])」ジェームズ・アレン

 

ジェームズ・アレンの著書は『「原因」と「結果」の法則 ③ 困難を超えて(原題:ABOVE LIFE’S TURMOIL)』を含む、ほかの作品も高次の意識で書かれています。

『「原因」と「結果」の法則 ③ 困難を超えて(原題:ABOVE LIFE’S TURMOIL)』で、特に素晴らしいのは、低次の自我と高次の自我についてのシンプルで明確な説明です。高次の意識で生きることの実践を試みる人にとって、とても有益な内容となっています。

この本は、文章を読んで知的に理解したうえで、本の中の「言葉」そのものにはあまりとらわれ過ぎず、実際の日常生活において自分自身の心の動きを「言葉」へと置き換えていく際に、ひとつの指標として機能するのではないかと思います。

高い意識・次元で書かれた本というのは、「言葉」を道しるべとして活用して、著者が示す方向性を直感的に理解していくしかありません。

 

ここで少し、言葉に対する観念を変えることに役立つ、本質的なことをお伝えします。

本来、ハトにはハトという名前はありません。

スズメにはスズメという名前はありません。

「野山の坂道」も、言葉を使わない生き物からすれば、それは「地」です。「地」という言葉がなくても「地」があることは、見ることで認識できます。

言葉をつくり、名称をつけたのは人間です。

言葉がない世界というものを想像してみたとき、言葉というのは、「認識を分かち合いたい」「わかり合いたい」「つながりを持ちたい」などの人間の思いから、人間がつくった道具だということを理解できます。そして、その理解を活用すると、実際には言語化が困難な領域があるという根源的なことを知ることができます。 『「原因」と「結果」の法則 ③ 困難を超えて(原題:ABOVE LIFE’S TURMOIL)』 のように高次元の意識による文章を、本当の意味で理解するには、このような理解が必要だと思います。

 

 

参考

原因」と「結果」の法則(原題:AS A MAN THINKETH)

「原因」と「結果」の法則 ② 幸福への道(原題:THE PATH OF PROSPERITY)

「原因」と「結果」の法則 ③ 困難を超えて(原題:ABOVE LIFE’S TURMOIL)

「原因」と「結果」の法則 ④ 輝かしい人生へ(原題:THE LIFE TRIUMPHANT)

 

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