理論物理学者「アルベルト・アインシュタイン」の生涯・名言・格言

アルベルト・アインシュタインは、ドイツ生まれの理論物理学者です。

特殊相対性理論、一般相対性理論、相対性宇宙論などを提唱した業績で特に知られています。

また、光量子仮説に基づく光電効果の理論的解明によって、1921年にノーベル物理学賞を受賞しました。

科学的な成果だけでなく、おおらかな人柄で、独創的な哲学思想の持主であったことでも有名です。

アルベルト・アインシュタインの生涯

1879年3月14日、アインシュタインはドイツ南西部のバーデン・ヴュルテンベルク州ウルム市のユダヤ人家庭に生まれました。翌年、一家はミュンヘンに引っ越し、父と叔父はその地で電気機器を製造する会社を設立。アインシュタインが2歳のときに妹が生まれました。

言葉を発することが少ない子どもで、5歳のときに父親からもらった方位磁針が自然界の仕組みに対して興味を持つきっかけとなりました。その頃にヴァイオリンも習い始め、ヴァイオリンを生涯の友としました。

9歳のときにピタゴラスの定理の存在を知り、自力で定理を証明。12歳のときに叔父からユークリッド幾何学の本をもらい独習。微分積分学もこの当時に独学で習得。また天文学の存在も知り、物理学にも関心を示すようになりました。

17歳のときにスイスのチューリッヒ連邦工科大学へ入学し、物理学を専攻。教師には反抗的な態度を示し授業をよく休みました。

1900年、21歳で工科大学を卒業。大学の物理学部長と不仲であったために、大学の助手にはなれずに、保険外交員や家庭教師のアルバイトなどをしながら論文の執筆に取り組みました。

22歳のときにスイス国籍を取得。翌年、スイス特許庁に就職し、好きな物理学に取り組む時間を得ました。

24歳で結婚し、翌年には長男を授かりました。

1905年、26歳ののときに「光量子仮説」「ブラウン運動の理論」「特殊相対性理論」に関連する五つの重要な論文を立て続けに発表。しかし、バスの乗車中にベルンの時計台の針が不動に見えることから着想した「特殊相対性理論」は周囲の理解を得られませんでした。

30歳のときに特許局を辞職し、チューリッヒ大学の助教授となりました。翌年にプラハ大学の教授となり、次男が誕生。33歳でチューリッヒ連邦工科大学の教授に就任。

1913年、34歳のときにプロイセン科学アカデミーの会員となり、一家はベルリンに移住。不仲状態にあった妻は子どもを連れてチューリッヒに戻り、別居状態となりました。

1916年、37歳のときに一般相対性理論を発表。この理論には星の重力により光が曲げられるという予言も含まれており後に実証されることとなりました。

1919年、40歳で妻と離婚しました。そして、いとこにあたるエルザと再婚しました。

1922年11月、日本に来日したアインシュタインは43日間滞在し、大正天皇に謁見。日本へ向かう最中、ノーベル物理学賞受賞の知らせを受けました。

1932年、アメリカへ3度目の訪問。しかし、翌年にはヒトラー率いるナチスが政権を獲得。ユダヤ人への迫害が日増しに激しくなり、その後アインシュタインがドイツに戻ることはありませんでした。

1939年、アメリカ合衆国大統領フランクリン・ルーズベルト宛ての原子力とその軍事利用の可能性に触れた手紙に署名。

1940年、61歳のときにアメリカ国籍を取得。1943年にアメリカ海軍省兵器局の顧問に就任。魚雷の起爆装置の改善に尽力。

1945年、アインシュタインは広島市への原子爆弾投下報道に衝撃を受けました。「我々は戦いには勝利したが、平和まで勝ち取ったわけではない」と演説。

1955年4月11日、核兵器の廃絶や戦争の根絶、科学技術の平和利用などを世界各国に訴える内容のラッセル・アインシュタイン宣言に署名。同年4月13日、心臓付近の痛みに倒れ、入院するも手術を拒否。病院でも研究を続けるため用具を持って来るよう伝えていましたが、1955年4月18日、アインシュタインは76年の生涯に幕を閉じました。

 

アルベルト・アインシュタインの名言格言

一見して人生には何の意味もない。

しかし一つの意味もないということはあり得ない

どうして自分を責めるんですか?

他人がちゃんと必要な時に責めてくれるんだからいいじゃないですか

天才とは努力する凡才のことである

私は、先のことなど考えたことがありません

すぐに来てしまうのですから

挫折を経験したことが無い者は、何も新しい事に挑戦したことが無いということだ

自分自身のことについて誠実でない人間は、他人から重んじられる資格はない

空想は知識より重要である

知識には限界がある

想像力は世界を包み込む

常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう

何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない

知的な馬鹿は、物事を複雑する傾向があります

それとは反対の方向に進むためには、少しの才能と多くの勇気が必要です

  

アルベルト・アインシュタインの関連書籍

アインシュタイン150の言葉 新装版(ジェリー・メイヤー、ジョン・P・ホームズ)

 

20世紀最大の物理学者アインシュタインは、人間に対する観察眼も超天才的でした。
「どうして自分を責めるんだ?他人がちゃんと責めてくれるんだから、いいじゃないか」 
「常識とは十八歳までに身につけた偏見のコンプレックスのことをいう」
「人間の邪悪な心を変えるより、プルトニウムの性質を変える方がやさしい」

など、人生の真実をつき、愛と勇気にあふれる名言の数々を集めた本です。多くの方に読み継がれて、30万部を超えるロングセラーとなっています。

 

「相対性理論」を楽しむ本 よくわかるアインシュタインの不思議な世界 (佐藤勝彦)

 

相対性理論は、その発表とともに世界の学者たちが「ああ、そうだったのか」と、直ちに理解したようです。それは天才しかわからないものではなく、素直に考えれば「なるほど、そうだったのか」と誰でも思えるものなのです。

本書は、従来の解説書と違い、数式をできるだけ使わず、イラストや図解を多用することで、楽しく読み進むだけで理解できるように構成された入門書であり、画期的な一冊です。

あなたをアインシュタインの不思議で謎に満ちた世界へと誘います。

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